今日は、歳時記の中の重陽の日です。

陽の一番大きい数「9」を重ねる、ということで、
大変おめでたく、
昔は歳時記の中でも一番祝われていたそうです。

「重陽」の日、長寿を祈願する日です。

重陽といえば、「菊」

重陽は、またの名を「菊の宴」とも言います。

菊の花を飾るだけでなく、
食用の菊をお酒に浮かべて「菊酒」をいただいたり、
お浸しにも菊を使ったりと、
菊には薬効成分があると信じられていました。

お料理は他に、栗ごはんなど、秋の実りのものを使います。
旧暦の9月9日は、今の暦の10月20日頃なので、
秋の収穫、旬の物を用いたお料理は、
一年を通して一番ご馳走が並ぶ日だったのではないかと思います。

「重陽」といえば、平安時代には貴族の間で慣習となっていた
「着せ綿」
があります。

前日の夜、菊の花びらの間に綿を挟んで、
夜露で、菊の香りを綿に移し、
その綿で顔や体を拭くと若返り、
不老長寿になると信じられていました。

綿はその頃は高価なもので貴重品だったことから、
貴族階級の楽しみだったそうです。

今では、この着せ綿を一番見かけるのが、「和菓子」
今日は、どこの和菓子やさんも「着せ綿」の
生菓子を店頭に並べているものと思います。

今日は、是非、「和菓子屋さん」を覗いてみてくださいね!
見るだけでも、目の保養になる美しい和菓子は、
日本の伝統として永続してほしいものです。

和菓子 着せ綿

 

 

 

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